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逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

境界性人格障害⑳-環境の悪さの影響-

ボーダーは

助けがなかなか得られない状態です。

 

私は
ボーダーの人で
健康な人と同じぐらい恵まれた環境の人はいない
と考えています。

 

恵まれた環境
という表現は
元ボーダーの私の感情的な表現であり
ごく普通の環境のことを指しています。

 


その普通の環境こそが
余裕のある養育環境であり
安心感を持たせ
自己を育てコントロールする余裕を生みます。

 


裕福な家庭や
優秀な家系は
遺伝的な才能ばかりを取り上げられますが

 

金銭的な余裕は
直接的に多くの困難の解決につながりますし

 

親のIQの高さや精神的な健康度の高さは
子どもを大きく支えるため

 

子どもは自己実現だけを目指して成長できるため
優秀になるのは当然であると言えます。

 


一方で
ボーダーの人や
生きづらさを抱える人は

 

金銭的に余裕がなかったり
両親に精神的な余裕が無く
親戚も頼れず
どこにも頼れず


子どもなのに

安心して生きるにはどうしたらいいか
ばかり考えて生きることになり

 

自分を豊かに作り上げることができず
両親だけでなく
新たに助けてくれる人も得られず
助けを求める術も知らない。

 

そんなふうになっていて

 

単純に
普通の人に比べ
助けがあまりにも少なすぎることで
追いつめられ
心の病気になったり
ボーダーを発症すると考えられます。

 


逆を言うと
優秀な人であっても
ボーダーと同じ養育環境で育てば
ボーダーになる可能性は十分にある
ということです。

 


ボーダーの人でも
両親に愛されて育った
裕福な家庭だった
という人もいます。

 

これでも
十分に助けがあったとは
断言できません。

 


裕福な家庭であっても
余裕を確保するために
十分にお金をつかうことをせず
倹約することで余裕を無くしていることが多かったり

 

愛されている事実はあっても
両親に精神的な余裕が無かったり
精神的に脆弱な何かがあったりすれば

 

子どもにとって
安心感がない、頼れない環境と感じることになり
助けがない環境であることに変わりはありません。

 


このようなことから
心の問題を抱える人
ボーダーの人は
それを
自分だけの問題として考えてはいけないのです。

 

そして
精神療法だけでなく
どうやって助けを得ていくか
という環境調整が重要なのです。

 

 

 

 

 

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