逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

映画②


きっとうまくいく(2009)

 

 


【こんな人にオススメ】
やりたいことがあるのに勇気が出ない
自由が欲しくても現実は閉塞感しかない
ギフテッドの方

 


私が今一番好きな映画。
インド映画が苦手な方にも見て欲しい。
2時間50分という長さなので
時間があるときに。

 


エリート候補が通う工科大学で
3馬鹿トリオが青春を謳歌する。
しかしある日、主人公が突然姿を消す。
その謎を10年という年月をかけ解き明かしていく。

 

笑いあり、涙あり、重いテーマあり、教訓あり
とにかく色んな刺激をくれる。

 

3人の友情に胸を打たれ
主人公には憧れたり、共感したりする。
きっと人生に大きな影響を与えてくれる映画。

 

主人公の行動はギフテッドそのもので
ギフテッドの人はきっと
あるある!と共感できます。

 

 

 

 

 

潜水服は蝶の夢を見る(2007)

 

 


【こんな人にオススメ】
自分をクズだと思っている人
人に理解されないことがつらい人
世の中をナナメに見ている人

 


ファッション誌の編集長として活躍する人生から
脳梗塞で左目のまぶた以外
自由が利かなくなった男の実話。

 


人間はかっこいいものではないし
悲劇的な現実を懸命に生きるには
世界を斜めに見るしかない。

 

そこから動けなくても
想像力さえあればこれだけ自由になれる。

 

意識とコミュニケーションのギャップは
健常者にもある。
でも
伝える手段をもつ私たちが
伝えることを怠けてはいけない
改めてそう思わされる。

 

 

 

 

 

ラストベガス(2013)

 


【こんな人にオススメ】
今は何も考えたくない
疲れきっている
悩みすぎてしまっている

 


何も考えずに笑える映画。
元気な老人4人の友情ドラマ。
少年時代から仲のいい4人が老人になって
ラスベガスで大はしゃぎ。

 


先が読めるありがちなストーリーではあるが
難しいことは考えず楽しんで欲しい。

 

いくつになっても楽しむことを忘れず
こんな年の取り方ができるなら
老いも怖くない。

 

4人の個性がバラバラで
みんな一長一短あるから
誰が一番魅力的とか偉いとか正しいとか
そんなことはどうでもいいな
と思えた。
映画は娯楽!と元気がもらえる映画。

 

 

 

 

 

セイフ ヘイブン(2013)

 


【こんな人にオススメ】
単なる恋愛映画は苦手
先が読めないドキドキ感がほしい

 


小さな港町にやってきた女性と
最愛の妻をなくした男性が恋に落ちる。
しかしその女性は逃亡中の身であり
その真実が次第に明かされていく。

 


単なる恋愛映画ではなく
ミステリー、サスペンス
ハートフルなヒューマンドラマでもあり
どんでん返しもあり。
鑑賞後の気分も良く楽しめる映画。

 

 

 

 

 

最強のふたり(2011)

 

 


【こんな人にオススメ】
人間不信になっている
偏見で人を見てしまう
人の顔色を伺い、期待に添いすぎる

 


車いすで生活している大富豪と
介護者として雇われた黒人青年が友情を結ぶ
実話をもとにしたヒューマンコメディー。

 


人は助ける側が救われて、助けられる側が救う
そんなことが往々にしてある。

 

人との出会いは
行き詰まった人生を変えてくれる。

 

人を救うのは
気持ちを汲むことだけじゃない。
自分が悪者になってでも
つらい現実を忘れさせることだって人を救う。