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逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

境界性人格障害の原因④-感受性の高さ-

境界性人格障害

感受性の高さは

 

芸術的な才能に結びついたり

 

洞察力の高さを仕事に生かしたり

 

人の気持ちを理解することができたり

 


上手に生かすことができれば
才能の高さである言えます。

 


しかし
その反面

人の心に敏感で振り回されやすく

 

日々の生活で衝撃を受けやすく

 

刺激を受け取り続けることで疲労しやすく

 

対人恐怖になりやすい。

 


感受性の高さは
生きづらさにつながります。

 

 

 

ボーダーは
その傍若無人で大胆な振る舞いから

 

敏感で繊細、感受性が高い
とは思われません。
自分自身でも気づきません。

 


ボーダーの症状を悪化させる原因は
ここにあります。

 

 

 

敏感で繊細で感受性が高いということ。

 

それはつまり
内向型であるということです。

 

 

 

内向型は

 

実際に行動するよりも
想像力によってエネルギーを得る。

 

いくら人が好きでも
人と関わると疲労しやすい。

 

思考をして
見通しが立ってから行動しないと
不安が高くなる。

 

 

 

 


それなのに
ボーダーは外向型として生きています。

 


想像力を無くし
ひたすら目の前のことをこなし
楽しむことはない。

 

人と関わると
高い感受性から疲労をするのに
ずっと人と一緒にいようとする。

 

思考することで安心するのに
思考停止をさせ
とにかく動き続け
うまくいかずに自己嫌悪に陥る。

 


高い感受性で蓄えたものを
表現する術をもたないのに
伝えようともがく。

 

 

 

毎日傷つき疲れ果てて

 

どんなに必死に頑張っても
報われることはなく

 

それを少しも理解されることはありません。

 


こんな状況では
誰でもおかしくなります。

 

 

 

ボーダーがやるべきことは
外向型の生き方から
内向型の生き方へとシフトすること。

 


具体的には

 


じっくりと現実を見極めること。

 


人と深い人間関係を構築し
つねに一緒にいるのではなく
離れていても絆を感じられるようにして
ひとりの時間に自分を回復しなければならない。

 


外的な刺激を求めてしまうが
とにかく刺激を減らしていき
内面からの刺激を増やしていかなければならない。

 


失った想像力をとりもどして
自分の才能をとりもどさなけれなならない。

 


失った感受性をとりもどして
めくるめくような美しい、面白い世界
を味わわなければならない。

 

 

 

ボーダーは

 

生まれつき内向型であるのに
外向型として生きなければならなかったせいで
感受性の良い部分を無くし
じっくりと思考することが出来なかった。

 


そのせいで

 

現実を見失って
自分がどこに向かっているのか分からなくなって
ゆったりと過ごすことを忘れて疲弊し
自分の豊かな才能を押し込めている。

 


こんなふうに
本来の自分とはかけ離れたとこで
必死にもがいてパニックになっている。

 


これが
ボーダーの姿だと私は思っています。

 

 

 

 

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