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逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

正当化は自分を否定している証拠

正当化は

 

心の健康を崩して
人間関係を難しくして
自分の人生を難しくする

 

たいへんなものです。

 

 

 

正当化は
現代病ではないかと思う。

 


正当化をする人は増え
その仕方もどんどん激しくなっている。

 

 

 

正当化の怖いところは

 

無意識で
自分が悪いこと
間違っていることを分かっていて

 

現実を歪めることにある。

 


自分が悪くないと思いこむために
「私は悪くない!あいつが悪い!」
「私は被害者!社会が悪い!」

 

こんなふうに
他者を責め、環境のせいにばかりする。
いつも非難ばかりしている。

 


いつも人のせいにして
自分を省みない人。

 

こうなると
どうしたって
人間関係が上手くいくわけがない。

 

 

 

「自分は悪くない!」のせいで

 

自分の悪いところは見えなくなり
ずっと悪いところは変わらない。

 

 

 

なぜ
こんなにも正当化をする人が増えたのか。

 


私には仮説があります。

 


事情があるせいで
不利になったり
失敗したりすることはよくある。

 

現代では

 

みんなが自分のことで精一杯で
親も兄弟も友人も
事情があることを分かってくれない。

 


評価に事情を加味してくれない。
分かって欲しいのに
分かってくれない。

 

そんな思いが強くなり
「自分は悪くない」
となってしまっている。

 

 

こういうことではないでしょうか。 

 

 

分かってもらえないから
正当化をしたい

 

その気持ちは
私が一番分かります。

 


養護施設出身も
虐待も
発達障害

 

誰にも理解されず
一人で抱えて生きてきました。

 

いつも
そういうハンデを無いものとされて
比較されて
非難されて
軽蔑されつづけてきました。

 

ずっと
悔しい思いをし続けてきました。

 

そして
正当化ばかりで生きていた数年は

 

沢山の人を傷つけてきました。

 

自分はちっとも向上せず停滞し自信を無くしました。

 

心のどこかで自分の正当化に気づき

自分を嫌いになっていきました。

 

 

こんなふうに 

正当化が

どれだけ自分の人生に影を落とすか知っているから

 

みなさんにも早く

正当化をやめてほしいんです。

 

  

 

自分の何が悪いんだ
こんな理由があるのに。


そう強く思っていたときは

 

自分が
一番自分のことを否定していた。

 

私はずっと
他者が自分を否定していると思い込んでいた。

 

 

 

でも
何年も考え続けて出た答えは

 

自分のことを正当だと言えるのは
自分だけだ。

 

ということです。

 

 

 

自分がしてきたこと
自分が考えてきたこと

 

それを全部知っているのは
絶対に自分しかいない。

 

365日、24時間
自分が生きてきた年数
それだけの事情を
どうやって人に分かってもらおうというのか。

 

不可能です。

 


ある程度事情を聞いてもらえたって
もっともっと
自分には事情があるんです。

 

 

 

だから

 

間違ってしまった事情
たとえば
緊張しやすい
経験不足
などがあっても
「間違うなんて無能」
って言われてしまったりしても

 

自分だけは
緊張のせい、経験不足だと分かっていればいい。

 


何もできない事情
たとえば
頑張りすぎた
トラウマがある
などがあっても
「怠けている」
と言われても

 

自分だけは
今は休まなきゃいけない
と分かっていればいい。

 


自分を
本当に正当だと自分で思えていれば
正当化する必要なんてないんです。

 

 

 

私は

 

いつも明るく元気だから
もっと考えろといわれる。

 

弱音を吐かないから
余裕があってうらやましいと言われる。

 


でも
自分だけは

 

自分がどれだけ考え続けているか
毎日ぎりぎりで踏ん張っているか
知っている。

 

それでいい。

 


分かって欲しいけど
本当の自分の正当性は
自分でしか見つけられない。

 


じつは
正当化は

 

自分のことを
「間違っている」
と決めつけている

 

と私は思うんです。

 

 

 

 

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