逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

一度で上手くやらなくてもいい

宿題の作文や

 

友人や恋人への手紙

 

深夜に熱い思いをしたためて
次の日の朝に読んだら
とんでもなく恥ずかしい内容だった経験はありませんか。

 


これは
思春期に
みなさん経験したと思うんですが
ADHD傾向のある人は
たぶん未だにあるんじゃないでしょうか。

 


私はあります。

 

夜じゃなくても
感情的になっているときに書くと
とても幼稚で恥ずかしい文章になっていて
自分が書いたとは思えない。

 


手紙やメールに限ったことじゃなく

 


論文のような文章でも
感情的になって書いたり
自分の世界に入りこんで書くと

 

すごく幼稚でわかりづらい文章になる。

 


こういう傾向は
なかなか困ってしまいますが
きちんと対策がとれます。

 


かならず
冷静になってからもう一度読み返すことです。
そして推敲して
また時間をあけたり日をあけて読み返して推敲する。

 

当たり前のことのようですが

ADHD傾向の人は効果絶大です。

 

普通の人は

読み返しても

大幅な変更はないのではないでしょうか。

 

ADHD傾向の人は

内容は良いとして表現が感情によって

大きく変わります。

 

 

数回に分けて読み返しましょう。

 

一度だけだと
まだ感情的な部分は残っていたりします。
時間をあけずに何度も読み返しても
感情を抜ききれないことがあるので時間をおく。

 


とても面倒なようですが

ADHD傾向の人が落ち着いて書こうとすると

それはそれで書けなくなります。

 

書きたい!という思いを使って

とにかく最初は感情で書いてしまって

 

冷静になったとき
少しづつ修正を加えるのが
ADHDの人の効率のいいやりかたです。

 


冷静になってから
準備が整ってから
一度で上手に
なんて考えていたら
ADHDの人はなかなか手をつけられないですよ。

 

実は

このブログ記事も

とりあえずアップしてしまってから

数日後、数週間後に

ちょっとずつ書き直していたりします。

 

このやりかたは
ADHD傾向の人は
さまざまなことに応用できます。

 


ADHD傾向の人は
瞬時にやったことは
間違いが多く

完成度が低いことが多い。

 

この自覚が大切です。

 


ADHDではない人は
一度で上手くやるし
一貫している。

 

だからつい
自分も同じように上手くやらなきゃ
と思いますね。

 


でも
スキルの問題ではなく
ADHDの衝動の問題で
どうしても失敗してしまう。

 


だから
出来ることは

 

自分はADHDの症状のせいで
間違いが多い
と理解することです。

 

具体的には

 

自分が正しい!
と思うところも疑い

 

自分は絶対こう思う!
というところも
冷静になれば変わる可能性を

頭の片隅に置く。
  


取り返しのつかないことに
ならないよう

感情的になりそうな時は
慎重な言動をとることはもちろんですが

 


もっとも大切なのは
振り返って

絶対に修正をすること。

 


例えば
一日の行動を振り返って
あの時ああすれば
あれは回避できた
もっと上手くできた
と考えること。

 

これは
さきほどの推敲みたいなものです。

 

冷静になれば見えてくる。
冷静になって修正すればいい。

 


ただ
対人関係で
うまくない言葉を発してしまった。
思ってもないことを言ってしまった。
バカなことを言ってしまった。
取り返しがつかない。

 

なんてこともありますね。

 

でも
本当に取り返しがつかないのでしょうか。

 

もし相手が親しい間柄であれば
冷静になってから
推敲するように

 

感情的になってあの言葉を発してしまった。
あんなことを言いたかったのではなくこう言いたかった。
ごめんなさい。

そう伝えることができるのではないでしょうか。

 

失敗しても
まだできることは沢山あります。

 

ADHDの人は
どうしても失敗してしまうからこそ
どう修正していくかが大切なんです。

 


一度で上手くやろうとせず

失敗を何度も修正する。

 

これがADHDの人のやり方です。

 

 

 

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