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逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

境界性人格障害⑲-大人の皮をかぶった子ども-

境界性人格障害

ボーダーの言動は

人を振り回し傷つけ
加害的であることは疑いようもありません。

 

ただ
これには理由があります。

 

理由があるから
許してほしいというのではありません。

当事者にも周囲の人にも
事実として知っておいてほしいだけです。

 

 

ボーダーは
子どもです。

 

弁が立ち
振る舞いも大人然としている。

 

そんな
普通よりもエネルギッシュな様子に
とても
子どもだなんて信じられないでしょう。

 


知識を得ることや
大人としての振る舞いをすることは
時間とともにできるようになるものです。

 


しかし
大人として成熟するためには

 

親など特定の大人との間に愛着関係を形成し
安心感の中で
生活リズムを学び
人との関わりを深め
興味関心の対象を広げ
認知や情緒を発達させる。

 

といった過程を経る必要があります。

 

一方ボーダーは

機能不全の家庭の中で
安心感が全く得られず
子どもとして子どもらしく過ごせることがなかったために

認知や情緒を発達させることができなかった。

 


そのため
生活能力が低く
社会性が低く
対人関係能力が低く
自己のコントロールも難しい。

 

つまり
子どものまま
社会に放り出されている状態なのです。

 

子どもに
大人の容姿と知恵を与えたら
きっと
全員がボーダーになるでしょう。

 


子どもの行為が許されるのは

 

幼稚だと認識されているからであり
無知で無力であるからである。

 


ボーダーは
知識や経験を持ちますが
幼稚な子どもと同じです。

 

ボーダーの人自身が
これをしっかり認識しなきゃいけない。

 

障害だとか
病気だとか
頭がおかしいとか
そんなふうに思いこむと

 

本当に治らなくなってしまう。

 


自分が子どもだなんて
プライドが許さないかもしれません。

 

でも
絶対にあなたのせいではないけれど

 

大人になるための
過程を経ることが叶わなかった。
だから
大人になりきれなかった。
それだけです。

 

今からでも遅くない。

 

ゆっくりと大人になっていきましょう。

 

ボーダーのあなたが大人になったら
すごい力を発揮できます。
本当にたくさんの人に愛されるようになります。
私が約束します。

 

だから
本当に大変だけど
みんなは10数年かけて大人になったけど

 

それよりほんの少しだけスピードをあげて
数年かけてゆっくりと

 

生活能力や
社会性や
対人関係能力や
自己のコントロールを学んでいきましょう。

 

 

 

 

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