逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

境界性人格障害⑫-感情が分からない-

ボーダーは感情が大きい

と思われると思います。

 

私の経験から言うと
ボーダーの時は
感情がほとんどありませんでした。

 

あれだけ激怒したエピソードがあって
信じられないですよね。

 


ボーダーは感情が分からないんです。

 

<境界性人格障害⑩-試し行動->
で言ったように

 

ボーダーは
自分の本来の言動に反応してもらった経験がないため
自分の感情を学べなかったのです。

 

感情は学ぶものです。
感情は養育過程で家族から学ぶ物なんです。

 

ボーダーでなくとも
機能不全の家庭で育った方は
感情を学べずに苦労している方が多い。

 


私も感情を全く学んでこなかった。

 

あれだけ激怒していても
今となっては
あれは怒りと呼べるものでは無かったと分かる。

 


絶望
悲しみ
不安
恐怖

空しさ

 

といった
詳細な自分の感情が全く自覚できなくて
全部を怒りにしてしまう。

 

だから
ボーダーは怒りがあれだけ強いんです。

 

 


また
怒りだけでなく

 

私は
嬉しい楽しいなどの
ポジティブな感情も分からなかった。

 


ボーダーの時
本当に嬉しそうにしたし楽しそうにしていた。

 

それは人を喜ばせるために。

 


ボーダーの時
すごく明るくはしゃいでいた。

 

でもそれは
嬉しいとか楽しいとかそんなのじゃなく
ハイになっているだけ高揚しているだけ
という感じだった。

 


子どもや動物が全く可愛く思えなかった。
かわいいって何?って思っていた。
心があったかくなって
慈しむような感情が沸いてこなかった。

 

花を見ても
何にも感じなくて
花をもらって嬉しい女性なんて
嬉しいフリをしていると思っていた。

 


ボーダーの時は
感情的に見えていても
心は凍っていたんです。

 

 

 

 

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