逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

境界性人格障害⑦-ゼロか100か-

ボーダーは

気持ちが端から端に移り変わります。

 

世界一大好きで
世界一すばらしい人が
 

5分後には
世界一大嫌いで
世界一クズになります。

 


世の中バラ色
きらきらした世の中が

 

次の瞬間には
どうしようもなく汚い世の中になります。

 

 

 

完全にすばらしい人間も
完全にダメな人間もいないですよね。


人間は良いところと悪いところが
混在しているのが当たり前ですよね。

 

 

普通はこれを

自然と養育過程で学んでくるんですが


ボーダーはそれが叶わなかったために
人間は一面であると思ってしまうんです。

 

人間は一面だから


良い面をみれば良い人
悪い面をみれば悪い人

というふうになってしまうんですね。

 

 

多くの人は

出会ってから間もないうちは良い面ばかりを見せるので

ボーダーは相手を完璧だと理想化してしまいます。

 

時とともに悪い面が表れてくるので

相手は最低な人間だとこき下ろして

裏切られた気持ちになるんです。

 

 

もし頻繁に
人に裏切られたら
誰だって情緒不安定になりますよね。

 

頻繁に人に裏切られたと思いこんでしまうことが
ボーダーの情緒不安定の原因の一つですね。

 


また
人は気分で世界の見え方が変わります。

 

 

ボーダーは気分の変動が生まれつき激しい。

 

そのために
世界がとてつもなく美しく見えたり
とてつもなく汚く卑しく見えたりするんですね。

 

この衝撃や絶望感は
ボーダーにしか分からないですよね。

 

 

人間は落差に弱いものです。

 

 

ボーダーは
その激しい落差を日常的に味わっています。

 

これもボーダーの情緒不安定の原因の一つですね。

 

 

 

このようなことが私は沢山ありました。

 

 

友人に対して

大好き!親友!一生一緒!

なんて言っていたのに次の日に縁を切ったりしました。

 

それまで

どんなに自分に優しくしてくれていても

一言が気に入らなければ

全て無しになって

その人は最低な人間になってしまいます。

 

 

人間関係をすぐに切り捨て長続きしないため

私は30歳ぐらいまで友人は0でした。

 

 

自分のことも

すばらしい。魅力的。天才。と思った次の瞬間には

最悪の人間。頭がおかしい。汚れている。と思ったりしました。

 

すごく活動的になったり仕事をこなしたりしたかと思えば

引きこもって全く動かなかったりしました。

 

 

激しく端から端に気持ちが移り変わるのには

ちゃんと理由があるのですが

 

表面的に出ている言動が激しすぎるので

ただ情緒不安定な人にしか見られませんでした。

 

 

このころ

精神科に行っていたら

双極性障害と診断されていたでしょうね。