逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

ちゃんと休めていますか


元気を出そう!

 

しっかりやろう!

 

やる気を出そう!

 

そんなふうに
交感神経を優位にさせようとする文言は

 

リアルでもネットでも溢れています。

 


もちろん
自分の人生を豊かにするには

 

交感神経に頑張ってもらわなきゃいけません。

 


でも
いざというときに
交感神経に頑張ってもらうためには

 

いつもいつも
アクセル全開では無理で

 

どう
必要なときだけアクセルを踏むか
必要でないときに休むか

 

にかかっています。

 


全力で頑張りたい
パフォーマンスをあげたい
やる気を出したいなら

 

じつは

 

頑張ることより

 

ちゃんと休むこと 
が重要なのです。

 


私がこう言うと
「休んでいます」
とおっしゃる方が多い。

 

でも
ちゃんと休むことって
そんなに簡単ではありません。

 


仕事に行っていない

 

外に出かけていない

 

何もせずダラダラ寝ていた

 

だから休んでいるでしょ

 


というのが皆さんの言い分です。

 


ところが
交感神経は
そう簡単に休んではくれないのです。

 


仕事を休んでいても
「明日はあれをやろう。あれはどうしたらいいか。」

 

外に出かけなくても
インターネットを見て
「あれは正しい。あれは間違っている。」

 

ダラダラ休んでいても
「こんな私はダメ。あれをやらなきゃいけないのに。」

 


なんてなっていたら
結局
交感神経は働いてしまっています。

 

そして
実際に動いていないから休んだ
と思いこんで

 

交感神経を働かせっぱなしでヘトヘトのまま
また
忙しい日常に戻り
交感神経を酷使する。

 


こんな状態で
全力を出すとかやる気を出すなんて
無理に決まっています。

 

こうして
完全に交感神経を働かせることができなくなるまで
休まずに
気づかずにアクセルを踏み続けているために
鬱になっていくのです。

 

ちゃんと休むことは難しい。
勇気が要ります。

 

でも
必要なときにアクセルを踏むために
休みませんか?

 

完全に壊れてしまう前に
ブレーキを踏みませんか?

 

 

仕事のことを考えてしまう。
それはみんなそうですね。

 

でも
頭をちゃんと休めてリフレッシュして
それから考えても遅くありません。
むしろ効率が上がります。

 

 

 

インターネットはやめられない。
沢山情報があって今の状況を打開するヒントがある気がして
孤独から解放される気がする。

 

でも
ちゃんと頭を休めなければ
情報を処理して生かし切れません。
現実で人間関係に疲れているのにネットで繋がり続けて
疲れはとれるはずがありません。
苦しくても勇気を出してインターネットをやめてみましょう。
そうすれば
頭の混乱がおさまり
自分に必要な情報だけとらえられるようになります。

 

 

ダラダラしている自分を責めてしまう。
確かにやることをやれない自分、つらいですね。

 

でも
何らかの原因で今は心と体が悲鳴を上げています。
ちゃんとやれるようになるためにも
「今は休もう。しかたない。」
と諦めて
自分を労ってみてください。

 

そうすれば
元気が戻ってきて
自然と動けるようになるはずです。