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逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

お金や権力がほしい

私は人生について達観したところや
老成したところもある。

 

でも
大部分は
幼稚で青臭い。

 

いつまでも
思春期のような思想が
どっかりと居座っている。

 

恥ずかしながら
40になって
やっと分かったことがある。

 

自由を求めるなら
人を救いたいなら

 

自分が力を持たなきゃいけない。
つまり
お金や権力が必要。
ってこと。

 


これまでは
お金や権力をとことん嫌ってきた。

 

お金じゃない。
愛だ。

 

お金じゃない。
気持ちだ。

 

権力なんていらない。
権力なんて汚い。

 


うーん
思春期(笑)

 

そんなふうに思って

 

稼げることを敢えて回避したり
無償でばかり人に尽くしたり

 

社会的な名誉なんて関係ないと
なんの後ろ盾もなく
自分の能力一つで理解させる
と思ってきたりした。

 


それで
自分は必死に
身を粉にしているんだけど
いつも余裕がなくて

 

人を救うどころじゃ無くなって

 

自分に能力があっても
それを表すものが無ければ
全く理解してもらえない。

 

自分に能力があっても
それを形にしていく力がなければ
ただの持ち腐れ。

 


頑張っても頑張っても
なんにもうまくいかない。

 

自分は疲弊して壊れて

 

人を救うどころか
意図せず迷惑をかけて

 

ボロボロになって
それでやっと

 

人を救うなら
自分が力を持たなきゃいけない。
って悟った。

 

 

自分にいくら能力があっても
それを生かし切る環境がなきゃいけない。

 

自分が出来ることを理解してもらうために
表現しなきゃいけない。

 

そう分かって
正直をいうと
あまり意味なんてないと思っていた
臨床心理士の資格を取って

 

自分がいい環境に身を置けるぐらい
ちゃんと稼ごうと思えた。

 


お金だって権力だって
間違った使い方をする人に渡るからいけないだけだ。

 

ちゃんと思慮分別をもって
人のために使える人こそ
お金や権力を持たなきゃいけない。

 

早く稼いで

養育環境に恵まれない人たちを

育て直せる場所をつくりたい。

 


あー青臭い。

私はきっと
80になっても
思春期を続行していると思う。