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逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

認めないから責められる、責められるから認めない

ADHD傾向との付き合い方

<言い訳ばかりして説明をしない人>
で言いましたが

 

ADHDの人は
自分の本当の思いが
全く伝わらなくて

 

「そんなつもりはない!!」
といつも思っています。

 


ADHDの症状のせいで
考えずに行動したり
思いこみで行動したりして

 

色んな間違いをするのに

 

いつも自分の意図は誤解されるので
間違ったことではなく
自分の意図は違う!
ばっかりに意識がいって

 

実際間違ったことを認めないのです。

 


例えば

 

自分が失敗したせいで
誰かにものすごく迷惑をかけてしまった時

 

「だからおまえは適当なんだよ!」
「どれだけこっちが大変か分かってんのか?」

 

と言われたとき

 

健常者は
適当にやってはいないけど
怒りはもっともだ。
相手の負担はかなりのものだ。
と思い
ひたすら
平身低頭します。

 


でも
ADHDの私たちは
死ぬほど一生懸命やっているので
「だからおまえは適当なんだ」
が認められないのです。

 

これまでの人生で
同じようなことが沢山あったので
それも乗っかって
「適当になんかやっていない!」
という思いでいっぱいになってしまうんです。

 


その結果
どうなるかというと

 

散々迷惑かけた当人が
嫌々
渋々
仏頂面で謝る。

 

つまり
認めていない
とバレバレの態度なので

 

迷惑をかけられた方は
烈火のごとく怒ります。
さらに責め立ててきます。

 

それはそうですよね。
誰だって
多大な迷惑をかけられて
認められなかったら怒ります。

 

そして
こうやって責められるから
また
死ぬほど一生懸命やったのに責められる!
理不尽だ!
となります。

 

認めないから責められます。
責められるから、また認めなくなります。

 

こんなことになっているんです。

 

そう
どっちも悪くないんです。

 

でも状況を打開するには
ADHDなんです。
仕方がない。

と思うことではありません。

 

<言い訳ばかりして説明をしない人>
で言ったように

 

誤解されてしまって

 

残念だけど
悔しいけれど

 

ADHDの症状のせいで

 

考えずに行動してしまって
思いこみで行動してしまって
適当に見える行動をしてしまった。

これを理解しましょう。

 

相手の捉え方は間違っているけど


迷惑をかけたのはこちらなので

そのことは先に謝りましょう。

 

その上で
聞いてもらえる状況であれば

考えが浅かったけど

適当にやってはいないこと

意図は違うこと


それをちゃんと説明しましょう。