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逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

自分の性格は自分が作り上げる③

自分を知る

境界性人格障害の方は
絶対に治らない
と言われていたり

 

凶悪な犯罪を犯した人は
更正が難しい
と言われています。

 

しかし
このことは
私は
<自分の性格は自分が作り上げる①>
<自分の性格は自分が作り上げる②>
で言ってきた理由でしかないと
考えます。

 

つまり
本人が
境界性人格障害は治らない
犯罪者は犯罪者でしかない
と思えば

その通りになり

 

本人が

人格障害は原因があって症状が出ているだけ

治っていくものだ


犯罪を犯した事実は消えないけれど
だからといって自分は犯罪を犯す人間ではない

と思えば

変わっていくということです。

 

本人次第だからこそ
絶対に治すとか
更正させるとか
他人が言うことは難しいですね。

 

どれだけ
その思いこみをなくしていくことに
協力できるかしかないですね。

 


境界性人格障害の人は
治らないと誤解されやすい条件が揃っています。

 

感覚が繊細だから情緒が不安定です。

 

IQが高いので理解しすぎる部分があり
緊張が高いので思考がストップします。
そのせいで思いこみが激しくなります。

 そういう性質のせいで

心に大きな負担がかかっています。

 

なのに
強気な雰囲気なので
困っているように見えず
ただ

情緒が不安定な変な人
思いこみが激しい困った人
と誤解され
そういう変な人という
レッテルを貼られてしまうため

 

最終的に
自分は境界性人格障害だから
変な人だから
と思い込んで治らなくなってしまいます。

 


凶悪な犯罪を犯した人の更正が難しいのは
強烈な現実の証拠があるからです。

 

多くの人が
感情がピークに達した思春期に
××してやる!!
と思ったことがあるはずです。

 

しかし
これを
実際に行動に起こしてしまったかどうかで
大きな違いがあるのです。

 

思ってしまうまではいいとして
衝動により勢いにより
残念ながら犯行に及ぶ。
そうすると

 

衝動が収まってから

 

自分はなんてことをしてしまったんだ
大変なことをしてしまった
と思えたとしても
自分は本当は道徳観念や
人を思いやる気持ちがある
と分かっていても

 

現実の犯罪を起こしたという
事実に負けてしまい
自分は犯罪を犯すような人間だ
と思い込んでしまいます。

 

これが難しい点です。

 

激しく苦しいけど
罪の意識を持ち続ける

 

犯行を犯してしまっても
自分の光の部分を強く信じていく

 

こういう難しいことができて
やっと更正といえるのです。

 

こんなふうに
これだけ
自分がつくりあげる自分の性格
というものは大きいのです。