読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

自分の性格は自分が作り上げる①

自分を知る

性格について。
みなさん悩みますよね。
もちろん私も沢山悩んできました。

 

生まれつきのものだ。
人に誤解される。
本当の私は違う。
うまくやれない。

 

色んなこと考えますね。

 

確かに
生まれつきの影響もあれば
表現が下手だったり
人に合わせてしまったり
緊張して変になってしまったり
することもあって

 

皆さんが考えていることも
一理あると思います。

 

でも
最も性格に大きく表れるのは

 


自分がイメージしている自分
です。

 

つまり
自分ってこういう人間
と無意識に思っていることが
性格として表れてしまうんです。

 

いいや
自分は本来の自分を理解しているのに
周囲の人間が誤解するんだ!

 

そんなふうに考えますよね。
私もそう考えていました。

 


でも
よく考えてください。

 

人に誤解されて腹を立てているとき
100パーセント
自分はそうじゃないと
否定できていたでしょうか。

 

ほんの少しも

自分を疑っていなかったでしょうか。

 


例えば

 

人に
なんでそんなことをするんだ
おかしい
何も考えていない
と言われたとき

 

自分はそんなつもりじゃない!
誤解されているだけだ!
と心の中で腹を立てます。

 

これ
一見して
自分は自分のことを信じているようです。

 

でも
無意識に

 

「あの時もこの時も
   おかしいと言われた。
   考えていないと言われた。
   何度もこういう事があった。

 

   じゃあ
   自分は本当におかしいのか。
   考えていないのか。
   色んな人がそう言うんだから
   そうなんじゃないか。

 

   いいや
   そんなはずはない。
   ちゃんと考えているし

   相手が悪くとるだけだ。」

 

と考える。

 

そしてまた
人に悪く言われ・・・

 

そして最初に戻る→

 

 

こんなふうに
実は無意識に
自分を疑っているんです。

 

これが
自分に対する
イメージトレーニングに
なってしまっているんです。

 



自己愛が高い人は
一見全く自分を疑っていないようです。
しかし
すごく自分を疑っています。

 

人から無能扱いされる。
人から注目されない。

 

そんなとき
自分は能力が高いはず。
自分は人から賞賛されるはず。
世の中の人間がおかしい!
と思う。

 

だけど
あの時もこの時も
無能扱いされた。
注目されなかった。
何度もこういうことがあった。
と無意識に浮かんでくる。

 

そこで
絶対に信じたくないので
強く
いいやそんなはずはない!
自分は違う!
と思い込もうとします。

 

この強く思い込もうとする感じが
自己愛の人特有の
横柄さや頑固な雰囲気を出します。

 


誰に対しても
嫌な態度をとってしまう人
偏屈な人
も同様で

 

人から誤解されているうちに
自分もそうじゃないかと強く感じるようになり
それを強く否定しているうちに
自分へのイメージトレーニングをして
周囲への怒りを強める。

 

というふうになっているのです。

 


私もそうでした。


そんなはずはない!
と強く否定しつづけることで
誤解された姿をイメージトレーニングして
その姿に近づいていっていました。

 

ある時から
あれは誤解される言動だったな。
でも本来の自分は違う。
だから

誤解されない言動をとるようにしよう。

 

そう考えるようになったら
どんどん

本来の自分になっていったのです。

 

人からの誤解を
そんなはずはない!
と思うと
誤解された姿が

本当の自分かもしれない
とイメージトレーニングして
作り上げていく。


そんな怖いことが起きるのです。