逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

大人のADHD⑤ー事務処理が苦手ー

ADHDは事務処理が苦手です。

 

私もすごく苦手です。
今でもそれは変わりません。

 

公共料金の支払いや
何かの申請
などなど
日常生活では避けられないものです。

 

なかなかできなくて
期限が迫ってきて
いつも
あれとあれをやらなきゃいけない
どうしよう期限が迫る
と不安になりながら
日常生活を送っていました。

 

これが本当につらい(笑)

 

ADHDではない人は
じゃあさっさとやればいいのに
と思うんですよね。

 

はい。
やれることならやります。

 

これね
ここの違いです。

 

誰だって簡単にできることが
できないから
理解されずに

 

だらしない
怠けている
当たり前のことをやらない
と言われるんです。

 

私も
自分のことをそう思っていました。

 

でも
自分の能力を伸ばしていったときに
事務処理など苦手なこと以外は
普通の人より
きちんとしていて真面目で
努力家だったと分かったんです。

 

それでやっと
自分は
だらしない人間でもなければ
怠けているわけでもなく

 

事務処理が苦手
なんだと分かったんです。

 

他にも
書類の記入などもそうで
簡単な書類もパニックになるので
頭が悪い人だと思われます。

 

書類の記入は
社会生活で避けられないので
苦労します。

 


ADHDはこういうことが
本当に多いです。

 

私がよく誤解されるのは
あまり親しくない人が
色んな事をスイスイやっていて
自分には絶対にできないことばかりで
つい感情表現豊かで素直な私は
「すごいな~」
「こんなにできちゃうの?」
とポロッと言ってしまうと

 

たいてい
「何でも出来る竹田さんに言われると嫌味に聞こえる」
「誉めようとしないでください」
と言われてしまいます。

 

そう
私は
コミュニケーションが上手く
人の意図を細かく汲んで
詳細なところまで気がつく
だけで

 

実は
出来ないことが山のようにある
のに
それに気付かれないのです。

 

これは嫌な思いも多いですが
これがADHDの乗り越え方の一つだと思います。

 

できないことが目立たなくなるぐらい
できることを極めていく。
ということです。

 

ところで
事務処理や書類作成など
今は
どうしているかですが

 

事務処理は
可能なかぎり
代理でやってもらう。
無理なものは
一緒についてきてもらう。

 

書類は
お手本をつくってもらって
写すだけでいいようにしてもらい
しかも
書くときに指で示してもらったり
順番を確認してもらったりします。
子どもですね(笑)

 

でも
こうしないと
パニックになったり
最初の一行で集中力がなくなって
書き損じばかりになったり
してしまうのです。