逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

ギフテッド⑮

私がギフテッドであること。
今となっては良かったと思っています。

 

ブログで書いているように
私は

養護施設出身であり
虐待を受け

ADHDで困難の連続だった。


ギフテッドの感受性の高さにより
全てのつらい感覚がよりつらく
そのトラウマも鮮明で
死ぬほど苦しかった。

 

ギフテッドであっても
そのような環境で
生きるだけで精一杯で
自分の能力をのばすこともできず
ただの変わり者として扱われてきた。

 

ギフテッドとADHDを併せ持ったせいで
高い能力はより高く
いつも
怠惰である
出来ないのはやらないから
と決めつけられてきた。

 

 

こんなに
多くのことが重なってしまった私の
ギフテッドによる生きづらさは相当なものです。
これからもずっと続きます。

 

でもやっと
私がギフテッドだったからこそ
私にしかできないことがあると
思えるようになりました。

 


ギフテッドの私が
ADHDだったから

養護施設出身だったから
虐待を受けたから
その経験や感情を鮮明に語ることができる。
立ち上がることができ
その立ち上がる術を
体系的に語ることができる。

 

きっと
こんな大変なことが重なった経験をもっても

ずっと普通になろうと諦めなかった人は
私しかいないのではないかと思うのです。

 


また
こんな私が
臨床心理士になったから
私にしかできないことがあると思うんです。

 

これまでの経験があるからこそ

多くの人の気持ちに寄り添える。

 

心の問題で困っている人は

背景にその人のせいじゃないハンデを背負っていると分かる。

 

机上の空論や、もっともらしい正論が

何の役にも立たないことを知っている。

 

テクニックだけじゃなく

その人が悩む理由を理解し

そこから一緒に考えることができます。

 

 

日常では不便でしかなかった

ギフテッドの特性が

カウンセリングでは役に立ちました。

 

 

ギフテッドは高い共感能力を持っている。
その上に私は
沢山のつらい経験をしてきたからこそ
さらに深く広く共感ができる。

 


ギフテッドは記憶力が著しく
分析能力もある。
そのため
カウンセリングの短い時間の限られた情報を
全て総合して足りない部分を推測して分析することができる。
本来の自分が分からない
という方の助けになることができる。

 


ギフテッドは
社会的地位や名誉ではなく
その個人の人間性そのものを見る傾向にある。
そのため
誤解されやすい人や偏見を持たれやすい人
著名な人、無名な人
とにかくフラットに話を聞くことができる。


ギフテッドは
世の中の真理を知ろうとするので
広い知識を持つ。
カウンセリングに来る人の視野を広げることができる。

 


ギフテッドの特性は
普通に生きることに関しては
難しい点ばかりですが

 

カウンセラーとしては
本当にギフテッドで良かったと思うんです。

 

 

 

 

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