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逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

つい余計な一言を言ってしまう

ADHD傾向との付き合い方

ついとっさに余計な一言を言ってしまって

人間関係を悪くしてしまう。

 

そんな悩みは

ADHDの方は深刻なものですよね。


その対策として
よく言われているのが


一拍置いて発言してみましょう
一旦考えてから口に出しましょう
みたいなことですね。

 

たしかに。
たしかにその通りですが
ADHDの衝動をなめてもらっては
困ると私は思うんです。

 

それに
日常で一拍置いているうちに
上手く会話に乗れない
なかなか言葉が出ない鈍くさい奴と思われる
などなど

 

弊害が多すぎて
現実的ではありません。

 

 

だから
違う戦略を立てましょう。


まずは
その場で上手くやることを諦めてください。

 

さっき言ったように
ずーっと刺激を受け取ってすぐに反応する!
としてきたんですから
すぐにやめられるわけがないんです。

 

一生懸命直そうとしても

きっと反射でやってしまって

落ち込むだけです。

 

しばらくは今までどおりで
少しづつ変わっていく
ということを理解してください。

 


やることは
その場ではなく

あとで

自分が刺激に反応してしまった場面を
思いだしてください。

 

分かりやすいのは
「なんでそんなこと言うの!」
「一言多い!」
と指摘された場面ですね。

 

それ以外にも
空気が凍った
なんとなく相手が嫌な顔をした
などなど色々あるはずです。

 

つらい場面なので
思い出したくない
無かったことにしたい
と思いますが

 

これから
つい反応して失敗することを無くす
第一歩です!
頑張りましょう!

 

その場面を思い出したら
もし時間がある今、ゆっくり考えたら

どう言うか
どう言ったら良かったか
とシュミレーションしてみてください。

 

時間ならあります。
目の前に人がいないので
待たせることも焦ることもありません。
緊張することもありません。

安全な場所でリラックスして
自分がどうするかを考えるんです。

 

正解は出なくても
考えたことが
まだ上手くなくてもいいんです。

それでもきっと
前より少し上手になっています。

 


これを繰り返すうちに
刺激に即座に反応してしまった場面を
思い出すことが上手くなっていきます。

 


その日のうちに思い出せれば良い方
だったのが
数時間後に「あ、さっきやっちゃったな」と気づくように
それが十分後に気づくようになって
直後に「またやっちゃった!」と気づくように。

 

そのうちにとうとう
口に出す直前に「あ、いけない」
と気づくようになるのです!

 

そうしたらもう
それまでのシュミレーションが生きてきて
シュミレーション通りの言葉が出るようになります。

 

ずっと悩んできた人ほど
なんでも
こんなふうに段階が必要です。

 

すぐにできない!
だめだ!
なんて思う必要はないし
思うから余計にできなくなるんです。

 

ゆっくり確実にやっていきましょう!