逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

新しいことを始めるのはそんなに簡単ではない

自己啓発ものは

とにかく簡単さを全面に出してきますね。

 

誰にでもできる!

 

すぐできる!

 

必ずできる!

 

みたいな感じです。

 


それでみなさん
自己啓発
簡単にできました?

 

というより
自己啓発できました?

 

簡単にできないどころか
できもしない。

 

そうしたらもう・・・
落ち込みません?

 

普通は簡単にできるものが
自分は難しかった。
普通は簡単にできるはずなのに
自分はできもしなかった。

 

ということは
自分は相当ダメだ・・・

 

ね。

 

こんなふうになってしまうんです。

 

<何故すぐに結果を求めてはいけないのか>
でも書きましたが

 

簡単さを全面に出すと
沢山の人が飛びついてくれます。

 

売り上げ的には
してやったりです。

 

でも
自己啓発的には・・・
安易に飛びついて
自信を無くして
取り組む前より悪い状態
ということになりかねないのです。

 


とにかく
皆さんの自尊心を上げて
やる気を出して
勇気を出して

 

と日々頑張っている私は
腹立たしくて仕方がないのです・・・

 


あのね

 

自己啓発って
そもそも
今までやってきていないことに取り組む
ことなわけで
それって
もうそれだけで大変なんです。

 


ホームズとレイ社会的再適応評価尺度では
人がどんなときにストレスを感じやすいかが
数値化されています。

 

ネガティブなライフイベントばかりが
ストレスになるのではなく
結婚や優れた業績を上げるなど
ポジティブな変化も
ストレスになると分かっています。

 

そう
とにかく
新しいことに取り組む
変化すること
ってそれだけで大変なんです。

 


皆さん
難易度にばかり目をむけますが
難しいことだって
習慣になってしまえば
何てことない
と感じるようになります。

 

とにかく
習慣にするまでが
大変なんです。

 

それにね
基礎体力がついていないから
最初なんて
本当にキツいんです。

 

毎日ジョギングしている人の5km
ジョギングしたこと無い人の5km
どう考えたって後者はキツいでしょう?

 

新しいことに取り組むって
つねに後者みたいな状況なわけです。

 

ほら
簡単なわけないじゃないですか。

 


私の口癖は

 

簡単ではないですが
難しいですが

 

なので
なかなか皆さんに飛びついてもらえません。

 


でも
新しいことに取り組むんだから
難しいのは当たり前!

 

出来なくても当たり前!

 

ただ習慣にするまでがキツい!

そんなふうに分かって
自己啓発に取り組むことができたら
無駄に落ち込んだりすることが無くなります。

 


くれぐれも
安易な自己啓発にとびついて
自信を無くさないでくださいよー!