逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

気分で世の中の見え方が変わる

私たちの見えている世界はいつも同じでしょうか。

 

網膜で捉えている物体はいつも同じですね。

 

 

それでも
見えている世界が変わること、ありませんか。

 

 

 

例えば
好きな異性と両思いになった時
試験に合格した時
宝くじが当たった時

 

天にも昇る心地で

世界は美しいと感じるんじゃないでしょうか。

 

 

失恋した時

上司に理不尽に当たられたとき
友達に落胆したとき

 

地獄のような気分で
汚い世界だと感じるんじゃないでしょうか。

 



 

個人の気分の安定によって

変わりづらい人もいると思いますが


大なり小なり
気分によって
世界の見え方ってこんな風に変わりますよね。

 

 

ではADHDの傾向がある人はどうでしょうか。

 

それはもう
ジェットコースターのように
気分が上がり下がりするので
世界もいつも見え方が変わってしまいます。

 

 

例えば

 

不安な時は
何もかもが
怖く見えたり
おぞましく見えたり

 

疲れている時は
色んなことが
ハードルが高く見えたり
難解に見えたり

 

緊張している時は
人が怖くなったり
全てが強いられているように感じたり。

 

大変ですよね。


でも見方を変えれば

 

気分さえ良くしておけば
いつも世界は最高!になるということですよね。

 

気分を上げるって
どんなことでしょうか。

 

 

いつも気分を良くしておく

 

これが難しいですよね。

 

気分を良くするためには

嬉しいことを増やすのが良さそうですね。

 

嬉しいことを増やすには

魅力をつけるとか
才能を増やすとか

能力を上げるとか
色々ありそうですが

 

これはどれも時間がかかるので

 

ここでは
今すぐ出来る
気分を良くする方法を考えましょう。

 

何か浮かびますか?

 

私が一番簡単で効果が出やすいと感じているのは

 

「綺麗なものを見る」

 ということです。

 


人間は美しい物が好きです。
それだけで
脳の一部分が活性化します。

 


自分は趣味が違う
という人もいると思いますが

単なる好み
自分の自尊心を保つため
アイデンティティを保つため
など

気分を上げたり安心したりすることと

気分を良くすることとは違います。

 

 


綺麗なものを見るとは

具体的にどうしたらいいでしょうか。

考えてみてください。

 

 

当たり前のようですが

綺麗な絵や写真をみたり

芸術に触れたり
景色の良い所に行ったり
するのはすごくいいですよね。

 


あと
ADHDの傾向がある人にとっては難しい問題ですが

 

部屋を綺麗にすること。
私も苦戦していますが

気分を良くするためには頑張りたいところですね。

 

せっかく綺麗なものを見て
気分を良くしても

部屋に帰ってみたら・・・
散らかっているせいで気分が落ち込む
ということもありますよね。

 


また

見た目が美しいもの
洗練されたものはもちろん

 

人物についても影響を受けます。

 

ADHDの傾向がある人はとくに
人を見抜きやすく人からの影響を受けやすいので

 

人の汚い所や
ずるい所などを無意識に感じ取って
落胆して
気分が悪くなったりします。

 

 

寂しいから
つい誰でも良いから人と過ごそうとして
気分を悪くしていませんか?

 

それだったら
寂しくても

 

 

 

誠実なでひたむきな人物の映画を見たり本を読んだりして
気分を良くした方がいいですよね。

 

 

音楽も良いですね。

 


気分が上がるカッコいい曲や大好きな曲もいいですが
たまには美しい曲を聴いて
気分を良くすることもしてみてください。

 

 

 

馬鹿らしいと言わずに
積極的に気分を変化させて
世の中の見え方が変わる経験をしてみてくださいね。