逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

何故お調子者で不誠実に見られてしまうのか

短期的な報酬だけを求めていると

大変なことばかりです。

 

ADHDの人
ADHD傾向のある人は
きっとこんなことになっているはず。

 


目の前の人の機嫌をとったり
その場だけを何とかしようと考えてしまうため

 


自分の言ったことを覚えていない。

 

出来もしないことを言って後で後悔する。

 

思わず嘘をついてしまう。

 

色んな人に良いことを言うお調子者になる。

 

どうでしょうか。

 

これを
まとめると
あまりお近づきになりたくない人ですね。
不誠実な人ですね。

  

でもこれは

人間性じゃありません。

短期的な報酬を求めている
だけなんです。

 


ADHDな私もそうでした。

 

人から
うそつきと言われても
八方美人と言われても

 

本当は
人を騙したくないし
嘘は好きじゃない
好きな人を大事にしたい

 

なんでこうしちゃうんだろう

と悩みました。

 


その結果
反射的なんだと分かったんです。

ADHDの本能
刺激に反応してしまう。

 

でも
これにはまだ
自分の意図の影響
という救いがあります。


ADHDだからって諦めないでください。

 

 


熱いお湯に触って「熱っ!」と手を引っ込める反射もありますが

 


熊をみて「怖い」と思って反射的に逃げようとするのは
獰猛と知っていて襲われたくないと思うからで
熊がコアラみたいなおっとりした動物だと思っていたら
「怖い」とも思わないし逃げない。

 

意図によって
反射的な反応も変えることが出来るんです。

 


ということは
ADHDはすぐ刺激に反応しちゃうけど
目的によって反応は変えられますね。

 

 

この人の期待を裏切りたくないからOKしちゃおう。

 

あの人にもこの人にも嫌われたくないから
目の前にいる人の味方しちゃおう。

 

今だけ良ければいいから

調子を合わせておこう。

 


こんなふうに

人の期待に応えたい。

目の前の人に好かれたい。
この場を丸く収めたい。

 

無意識に
こんな目的を持っていることが
不誠実な反応をしてしまう要因です。

 


では
よくよく考えてみてください。

 

その場でOKして後で出来なかったら

大変な信頼を失うのではないか。

 

目の前の人の味方をしていたら

いつか陽の目にさらされて

みんなに嫌われるのではないか。

 

調子を合わせていて

あとで本音がバレたら

全て台無しになるのではないか。

 

そう
こんなふうに
その場しのぎが
不誠実に見える反応を起こしているわけです。

 


その場で一生懸命になる。

それは素敵です。

 

でも

その場しのぎは
不誠実に見える行動です。

  


これを理解して
ADHDの誠実さ優しさ明るさを
全面に出していきましょう。