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逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

ギフテッド⑧

ギフテッド

ギフテッドは
感情の種類と幅が大きく
より楽しみ、より悲しみ、より怒り
より驚き、より恐れ、より共感する
と言われています。

 

これも
私の経験からですが
記憶力の良さによるものが大きいと
思うのです。

 

みなさんが
苦労が報われなかったと嘆くとき

 

大会を目指して
ずっと練習を続けてきたとか
受験のために
ずっと頑張って勉強してきたとか
つらいけど
相手のことを想って耐えてきたとか

 

そのシーンを回想して
あれだけの思いをしてきたのに
と考えるから
何とも言えない感情が湧いてくると思います。

 

それが
ギフテッドは
もっと詳細に
もっと多くの記憶が
蘇るんです。

 

想像できるでしょうか。

 

報われない思い
とてつもなく強くなるのです。

 


この逆も同様です。

 

苦労が報われたとき

 

みなさん
あの時もこの時も
頑張ってよかった。耐えて良かった。

すごく感動があると思います。

 

ギフテッドは
もっと詳細に
あの時のあの場面、あの瞬間
あの感情・・・
と回想します。
もう
感動はとてつもないのです。

 


怒りに関しても
<ギフテッド⑦>
で言ったように

 

記憶力が良すぎる故に
人の矛盾や言動の一貫性のなさに
気付いてしまいます。

 

みなさんが嘘をついたら
その後
帳尻を合わせようと
様々な場面で嘘を重ねていきますね。
その嘘が忘れ去られるか
その嘘を正直に話すまでそれが続くわけです。

 

ギフテッドは忘れません。
そのため
相手は嘘を重ねます。
そして長きに渡りすぎて音を上げたとき
一気に吐き出します。

 

みなさんもこのような場面で
怒りを持つとき
あの時もこの時も嘘だったのか!
と回想します。

 

しかしそれは
ぼんやりであったり
確信が持てなかったり
思い出せる数も多くなかったりします。
それでも大きな怒りを持ちますね?

 

それがギフテッドは
リアルに沢山の場面が思い出され
その嘘のせいで
多くの時間が無駄に費やされたことに気付くんです。

 

とてつもない怒りです。

 

ただ怒りっぽい
なんて思わないでほしいのです。

 


人に対して
強い思いを持つのも
記憶力によるものが大きいです。

 

みなさんは
人との別れが訪れたとき
その人との様々な場面を回想し
色んな感情が溢れ出ると思います。

 

あんなに一緒に笑いあった
あんなに一緒に苦労した
あんなに優しくしてくれた
あんなに言葉を交わした・・・
沢山の場面を思い起こし
大きな感情が巻き起こりますね。

 

ギフテッドは
つねにそんな思いを持っているんです。

 

私からすると
何故失うまで気付かないのか
そんなふうに思うんです。

 

普段から
その人との多くの場面は
とても大事なものです。
普段から
この人と
あんなに一緒に過ごした
そういう場面が回想されるので
人が愛おしくなるのです。

 

自分に対してもそうです。

 

ノスタルジーに浸ること。
ありませんか?
「スタンドバイミー」
「あの頃ペニーレインと」
の世界のような
胸が締め付けられるような
青春の回想。

 

ギフテッドは
本当にリアルに
青春に立ち返れます。
あの頃
の記憶がありありと蘇ります。
そう
すごーく切ないんです。

 

普段から
飼い猫が来たあの日
友人とはじめて話した日
はじめて仕事場に足を踏み入れたあの日
などなどを思いだし
とにかく
いつも切ないのです(笑)

 

本当に苦しいんです。
でも
その分
世の中がキラキラしてもいるんです。

 

 

 

 

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