逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

虐待⑬

高校生になると状況は変わってきます。

 

養父が
私の機嫌をとるようになってきます。

 

それは
ずっと私に対して
心理的虐待を行って
自信を喪失させ
自分の思い通りにしていたものが
上手く行かなくなってきたからです。

 


高校生にもなると
告白されたり
人に好かれたり
人に慕われたり
誉められたり
勉強が出来たり
して

 


少しづつ
そんなにブスではないかもしれない
全く価値のない人間ではないのかもしれない
そんなに馬鹿じゃないのかもしれない
と思える

 

現実の証拠が日々増えていったのです。

 

そして
もしかしたら
自分は逃げることができるかもしれない

 

そんな希望も持てるようになっていました。

 

そんな私の変化に気づいた
養父は慌てました。

 


里親は
二人とも友人らしい友人はいません。

 

二人で楽しく会話もできません。

 

これまでずっと
笑わせ続け
二人の気持ちを受け止め続けた私は
二人にとって無くてはならない存在になっていたのです。

 

そのため
私の人間関係全てに嫉妬をします。

 

私が友人と仲良くすることまで禁止します。
このころ携帯がなかったので
異性の友人どころか同性の友人からの電話や
連絡網の電話まで切ってしまったりするようになり

 

今度は人として私をつなぎとめようと必死でした。

 


機嫌をとっても思い通りにならなければ
今度は脅してきます。
趣味のボウガンを手にしながら
「俺から逃げたら撃ち殺すよ」
と笑いながら言います。

 

「こないだ猫を狙ってはずした」
と言う本当に頭がおかしい人なので
やりかねないと思っていましたし
この脅しによって
私はずっと怯えることになります。

 

もし今だったら
ICレコーダーにでも録って
警察に駆け込めばいいのかもしれませんね。

 


幼少期の虐待を一切忘れた養父は
とにかく私に執着を始めます。

 

性的虐待が減り(言葉だけになった)
身体的虐待が減り
一見楽になったと思われるかもしれません。

 

しかし
この狂ったような執着は
本当に恐怖でした。

 

 

 

 

関連記事

 

 

lilcafe.hatenablog.com

 

 

lilcafe.hatenablog.com