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逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

虐待⑨

過去のことをこうやって書いていると

 

今の私ですら

 

上手くできない
耐えられないだろう
頑張れないだろう

 

そう思うのです。

 


あれだけのことがあって
それを誰にも言わず
誰も頼らず
学校生活をふつうに送る。
むしろ学級委員などのリーダーをやる。

 

そんなことが
できるわけがない
と思うので

 


何故耐えられたのか
と考えると

 

心理学の勉強をして分かったのが
解離症状があったということです。

 

小学校3年生ぐらいから
中学校にあがる前ぐらいまで

 

私の中にはもう一人の人がいました。

 


家では
怒られないように
気分を悪くさせないように
笑わせるように
性的な欲求を向けられないように

 


学校では
虐待がばれないように
自分が変だとばれないように
つらさを出さないように

 


とにかく
ずっと考えて言動をしていました。

 

ほんの少しも
自分でいる時間
自分の思いを吐き出す場所
は無かったのです。

 


でも
私はちゃんと居たんです。

 

ずっと心の中で会話をしていたんです。

 

心の中には

 

本来の私と頼りになる人
がいて

 

頼りになる人
には名前はありませんでした。

 

起きている間はずっと
頼りになる人と会話をしていて

 

呼び出すと言うより
つねにそこにいる感じです。

 

私の言動は
すべて内側で

 

会議して決められ
感情は解消されていました。

 

「ねえ、大変だよ!どうしたらいい?」
「なんかヤバい雰囲気だよ。」
と言うと
「こういうときは、あの手を使えばいいよ」
「まだやれることはあるから落ち着いて」
と教えてくれます。

 


「もうイヤだ」
「もうだめだ。私が何したって言うの」
と嘆けば
「大丈夫。もう少しだけ我慢して」
「うん。美由はすばらしいよ。」
「美由はすごい子だよ。」
と支えてくれます。

 


本来の私は弱虫です。

 

そんなとき
頼りになる人は
いつも教え導き支えてくれたのです。

 

ここまではっきり書くと
本当に驚かれるかもしれませんね。

 

でも
解離症状がなかったら・・・
私はどうなっていたか分かりません。

 

 

 

 

 


本当に過去の私を尊敬するし
今の私を作ってくれてありがとう
と思います。

 

 

 

 

 

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