逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

ギフテッド②

自分のことを
ずっと馬鹿だと思ってきましたが
心のどこかで
自分は頭がいいかも知れない
と思っていました。

 

一番の根拠は
小学校に入学してすぐの学力テストです。

 

結果は分かりません。
ただその後
うちにスーツの男の人が二人来て
里親と話をしていました。
私の話のようでした。

 

帰った後に里親は
「おまえ頭良いらしいぞ。学校変えろって言われたけど嫌だろ」
みたいなことを私に言ったのです。

 

そのときは
一年生でよく分からなかったし
学校が変わるなんて嫌でしたから
流していましたが

 

後々大きくなってちゃんと聞いてみると
IQが高すぎるから
私立にいれたほうがいいのではないか
という話だったのです。

 

35年ぐらい前の話で
そんなことがあるのか分かりませんが
詐欺的なこともありませんでしたし
里親がそんな嘘をつけるとも思わないので
事実だと思っています。

 


また
友人たちがずっと勉強しているのをみて
自分は授業を聞いていれば
試験前の5分あれば同じ点数がとれるのに
何故なんだろうと思っていました。
馬鹿にするのではなく純粋に不思議だったのです。

 


私の周りにいる友人は
普通ぐらいの成績の子でした。
私は勉強をしないので
試験前もみんなと笑いあって遊んでいました。

 

それを教師は見ていて
「竹田のグループはみんな成績悪いのに
竹田だけ良いんだな。みんなの邪魔するな。」
「竹田だけこっそり勉強してんだよ。みんな騙されるな。」
などと言われました。

 

これを言われる
私の気持ちは分かるでしょうか?
確かに私がみんなのリーダーで
勉強の足を引っ張っていたのかもしれません。
でも
勉強しなかったのは個人の問題です。
私は勉強ができるものなら堂々とします。

 

本当に悔しく
怒りを覚えましたし
友人たちへの罪悪感も持たされました。

 

そこから
友人に
陰で勉強していると思われるのが嫌で
ものすごく勉強した!
と言うようになり
ものすごく勉強するのに成績悪い人
と思われるようになりました。

 

みんなは逆に
勉強しているのに
「全然やってない!」
という意味が
理解できなかったのを覚えています。

 

子どもの頃は
どこか友人より優れたい
と思いながら何かに取り組んだり
努力をすると思いますが

 

私はとにかく
優れないこと
を頑張っていたように思います。

 

 

 

 

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