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逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

ADHD⑥

ADHD

他にも
ADHDは会話が難しい理由があります。

 

注意欠陥です。

 

ADHDは刺激に敏感で
全ての刺激を受け取ってしまいます。

 

普通の人には
カクテルパーティ効果
というものが働いています。

 

パーティのような場所で
沢山の人の声や、音楽、雑音があっても
目の前の人の声だけを優先的に聞き取ることが出来る。
このような機能です。

 

ところがADHD
このカクテルパーティ効果の働きが
悪いということが分かっています。

 

会話をしていても
隣の人の声が入ってくる。
周囲を歩く人の存在が気になる。
どこかで聞こえるくしゃみの音が気になる。
食器がたてる音が気になる。
などなど

 

目の前の人の声と
同じように入ってきてしまいます。
それで
落ち着きがなくなってしまいます。

 

自分が話してるのに
隣をチラチラ見たり
周囲を見回したりされたら
みんな嫌ですよね。

 


他にも
ADHD
集中力が続かないんです。

 

普通の人は
話を退屈だと感じると
話が聞けなくなることがあります。

 

しかし

ADHD

退屈な話ではなくても
相当面白い、または刺激的な話じゃないと
集中力が保たないんです。

 

普通の会話でそんな話は多くないので
集中力が切れ
落ち着きがなくなり
「私の話つまらないの?」
と思われてしまいます。

 

私の場合
早くから
目の前の人が好き
好きな人の話は全て興味深い
という技を使って

 

集中力をたもち
過集中することで
周囲の刺激を取り入れない
というふうにしていました。

 

みなさんも
つき合いたてなど
愛する人の情報であれば
すごく一生懸命聞きたくなりますよね?
あんな感じです。

 

ADHDの私が
人の話を聞く
カウンセラーになれた理由は
こういうことです。

 

こんなふうに
一生懸命話を聞くので
クライエントさんは気持ちがいいらしいです。
「ここまで自分に興味を持ってもらえる」
「ここまで真剣に聞いてもらえる」
と感動してくれます。

 

でも
日常は
真剣に話を聞きすぎて
私と話すと
みんなが相談をはじめる・・・
という困ったことが起きます。

 

みなさんのように
なんとなく、ちょうどよく
人の話を聞けたら
と思いますが
ADHDの私には無理なんですよね。