逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

ADHD②

小学校に入学すると
とにかく私は目立ちました。

 

当たり前です。

 

なかなか席に着かない
席に着いても前を向かない
授業中もおしゃべりをやめない

 

そして
女の子なのに
衝動が前面に出ていて

 

このような変な行動をからかう男子と
とっくみあいの喧嘩ばかりしていました。

 

どれぐらい
激しかったかというと
授業中に机やいすをひっくり返すぐらい
リコーダーで喧嘩して二本割るぐらいです。

 

喧嘩もおしゃべりもしていないときは
イスを斜めにしてバランスをとって遊んで
後ろにひっくり返るか
ボーッと空想の世界に入るかです。

 

客観的に本当に変な子ですね。

 

でも
いじめられることはありませんでした。
明るく元気でリーダーシップがあったので
いじめづらかったんでしょうか。

 

年齢より大人びたところもあったので
尊敬されたり
計算だけは群を抜いてできたので
クラスで一番算数できる人という称号が
馬鹿にされずに済んだところだったのかもしれません。

 

明るく元気でリーダーシップがあり
尊敬もされるのに
変なことをしたり
忘れ物ばかりで迷惑をかけたりするので

 

私の評価は
「すごい!」
「大好き!」
「さすが!」
「おかしいんじゃない?」
「馬鹿なの?」

そのときどきで大きく違って
その振幅が大きすぎて
ショックを受けたり
自分が分からなくなることが多かったです。

 


あと
「女の子のくせに」
とよく言われました。

 

元気すぎること、暴れること
言葉が男っぽいこと
他にも忘れ物が多いこと
そして
いつも机の中がぐちゃぐちゃで汚かったので
男子に「女のくせに」とよく言われました。

 

机の汚さは尋常ではありません。
プリントが奥の方に詰まっていて
いつも教科書は半分しか入らない状態です。
学期ごとに毎度大掃除をするんですが
なぜかカビたパンがでてきます。

 

3年生ぐらいからでしょうか。
自分は女らしくない
ということに
異常にに恥を感じるようになって

 

ものすごくおとなしくなります。

 

それだけが原因ではなく
それまでずいぶん怒られたり
馬鹿にされたりしすぎて
それで頑張っても直らなくて
鬱状態になっていたように思います。

 

ADHDの人は
一度こうやって
ものすごく大人しくなったり
引っ込み思案になる経験をします。

 

そのまま引っ込み思案のままの人もいれば
またエネルギーが爆発する人もいて
私は後者の方でした。