逆境から立ち上がった臨床心理士

―ADHD・ASD・ギフテッド・養護施設出身の被虐待児―

自叙伝⑰裏表の激しい養父母

一歩外に出ると養父母は人が変わる。完全に別人になる。 見栄っ張りで外面の良さは異常だった。 外での養父母は家の中に居る養父母よりは少しはマシだった。 感情が漏れ出てはいるけど感情を丸出しにしないし 馬鹿にされたくないという思いからその場だけで…

自叙伝⑯不安定で妄想的な養父母

また少し養父母との生活の話をさせてもらおう。 まずは 養父母がどんな人間だったか思い出してみる。 2人とも学歴は中卒。もちろん中卒でも頭の良い人も人格的に立派な人もいる。しかし養父母は知識も教養も無く、人格的に破綻していた。 養父は7~8人兄…

自叙伝⑮つねに体調不良を抱える私

私がつらかったことと言って浮かぶのは 虐待を受けたこと対人関係で苦労したこと こんなことが沢山思い出される。衝撃的な場面が多かったから思い出しやすい。 多くの人はつらかったことを思い出そうとすると大きく感情が動いた場面が浮かぶと思う。 しかし…

自叙伝⑭容姿にコンプレックスを持つ私

これまでどれだけ人と違っていたかを書いてきた。 不幸はまだある。 容姿も人と違っていた。 なんというか規格外という感じだろうか悪い意味で目立っていた。 今まで書いてきた行動をとってきたとしても もし容姿が普通だったり可愛い感じの雰囲気の子どもだ…

自叙伝⑬ASDの症状で困っていた子ども時代

ASDの時の自分もまたADHDの時と同じように自分ではコントロールが利かないという思いがあった。 両方コントロールが利かないのは同じだが逆方向に利かなくなる感覚がある。 ADHDの時は勝手に外に向かっていく感じ。ASDの時はどんどん内側に逃げて引きこもっ…

自叙伝⑫雑談が難しい私

私は 外向的な部分もあるけど超内向的特定の場面ではコミュニケーションが上手く取れない人の輪の中心にいないとその場にいるのが難しい人に合わせることが出来ない浅い人間関係を継続することに困難を抱えている でも人からの印象とは全く違うようだ。今の…

自叙伝⑪性別に違和感をもつ私

私は小さい頃から性別に対する違和感があった。 今はだいぶ受け入れているけれど少しだけ女性という性別に居心地の悪さは感じている。 性別に違和感を持っているというと性同一性障害のような実際の自分の性別と体が違っていることで苦しんでいるようなイメ…

自叙伝⑩奇人変人な私

愛着障害や発達障害の部分とある程度折り合いを付けられるようになってから 私は人からどう見られてきたかというと 育ちがいい苦労知らず生まれつき能力に恵まれている要領がいい こんな感じだ。 実際の私とは真逆である。 これもまた外側から見える姿と内側…

自叙伝⑨恐がりな私

ADHDの症状が出ている時の私は おしゃべりで明るく元気で積極的に人と関わり大胆で勇気がある行動をとる 人にはこの時の印象が強く残る。 人が私に持つ印象で自己イメージを作ってきたから私自身もADHDの症状が出ている私が私だと思っていた。 私は長い間 自…

自叙伝⑧感情を感じられない私

おしゃべりだった私明るく元気な私衝動で激しい行動をとる私積極的に人と関わる私ストレートにものを言う私 外から見える私はどう見たって傷つきやすく繊細に見えない。 だから私の中にあるこれまで書いてきたような大きな困り事は絶対に誰にも理解されなか…

自叙伝⑦感覚過敏の私

昔を思い返してみると私はすごく典型的なADHDの子どもだったけれど人から指摘されやすい目立つ特徴がADHDの部分だっただけで本当はASDの特徴の方が多かったんじゃないかと思う。 40を過ぎてからあぁ自分には感覚過敏があったのかと気づいた。遅すぎる。 私…

自叙伝⑥一日のうちに人が変わったようになる

小学校低学年1、2年生の頃はADHDの症状が一番ひどかった。 いやずっとADHDの症状はひどかったか。一番目につきやすい「衝動」の部分が特に出ていただけかもしれない。 私は分かりやすく元気があれば衝動や多動が激しくなり疲れてくると鬱のようにおとなし…

自叙伝⑤小学校入学でADHDの症状が表れる

引き取られた場所は東京の下町。 今からだいたい35年前。 養護施設から引き取られてからまもなく小学校入学だった。 この辺りを思い出すと 色とりどりの景色やめまぐるしく変わる場面沢山の感情が押し寄せる。 サブカルな映画のワンシーンみたいに明るい場…

自叙伝④養護施設から引き取られる

養護施設から引き取られる日の記憶は結構残っている。 私にとってこの日は私の人生を大きく変えた日。 人生の転機・・・というか 私には選択肢なんてなかったから人生の転機とか人生の岐路とも違う。 長く続く暗黒の日々への入り口か。 余談だが小学校でドナ…

自叙伝③愛情を与えられずに育つ

私が居た養護施設は岩手県にあった。 ここがすごい山奥で田舎だったと思う。 雪深い景色の中がっつりとスパイクがついた靴やミニスキーを履いて移動した記憶がある。 養子に入る前の私の名字はそこの土地独特の名字のようで非常に珍しく何だか可愛らしい名字…

自叙伝②どこの馬の骨ともわからない

自分の人生を振り返った時に記憶のあるのはどこからだろうかと考える。 母のお葬式だろうか。いや、その前に母に抱かれて聴いた歌声を覚えている。抱かれながら見た公園のフェンスや花も覚えている。 歌は「バラが咲いた」だった。6歳くらいの時に「小さい…

自叙伝①はじめに

二年前臨床心理士として開業するにあたり「集客はどうしたらいいか」と悩みました。 楽観的というか、傲慢なところもある私は時間が経てば私だったら予約が取れないカウンセリングルームになるだろうなどと根拠の無い自信を持っていました。 でも一方で臨床…

体験談②-22歳大学生Aさん-

こんにちは。初めまして。 僕は1年ちょっと、竹田さんにお世話になっていました。 カウンセリングの卒業にあたって、体験談を書かせて戴くことになりました。 カウンセリングに興味はあるけど、受けようか迷っている方、受けてみたいけど、今まで何とかなっ…

愛着障害には母性と父性が必要

私が愛着障害の人に必要不可欠だと思っているのは 母性と父性です。 愛着障害の人に必要な要素は子どもが育つ上で必要なものと同じです。 母性によって子どもは安心してのびのびと出来る失敗して傷ついても回復出来る 父性によって子どもは自分を奮い立たせ…

愛という言葉は大好きだけど大嫌い

愛という言葉は世の中に溢れていて やっぱり言葉のパワーがすごいからなんとなく散りばめられているだけで ほわっとしたり胸がぎゅっとしたり気持ちが動かされる。 だけど私の中のあまのじゃくが黙っていてくれない。 「愛」なんて簡単に語るなよと。 私の中…

物事の捉え方で人生が変わる

「物事は捉え方次第」 なんてことはよく言われていますが とくに感受性豊かな人は本当にそうだと思うんです。 <気分で世の中の見え方が変わる>で言ったように 気分が良いときは良い捉え方気分が悪いときは悪い捉え方をしてしまうので 気分を良く保って物事…

2018年もブレない

あけましておめでとうございます。 今年もブログとTwitterをよろしくお願いします。 リアルでお付き合いのある皆様今年も何を言い出すか、やり出すか分からない私ですがどうか見守っていてください。 今年も皆様とともに心を健康に笑顔で過ごしていきたいで…

2017年振り返り

おはよーございます。 もう2017年もあとわずか。 みなさんの2017年はいったいどんな年でしたか。 今年をゆっくり振り返ってみませんか。 新しい自分を発見できた 新しいことに挑戦できた これまでの積み重ねが実を結んだ 大きな変化はなくともコツコツと積み…

やっぱり追われたい

おはよーございます。 みなさん恋してますか? 私はいつもしてますよ。 なーんて現実では、とんとご無沙汰の私ですが 海外ドラマを見ていつも恋愛をしている気分満々です。 恋愛の話をするとよく議題に上るのが 「追いたいか追われたいか」 ですね。 女は追…

時間の経過を感じたい

おはよーございます。 もう年末ですね。 Twitterばっかり書いていてブログにはあまり近況を書いていなかったけど 私は去年と変わらず年末年始に向けてダイエットをしておりますよ。<食べる前にダイエット> 年をとると時間の経過は早いっていうし実感もあっ…

現代の閉塞感は便利で快適な環境によるもの

ここ最近の世の中の閉塞感は なんなんでしょうね。 自分の周りとか職場とか地域とかそんな狭いくくりではなく 日本、いや世界的に閉塞感が漂っていて 不安が高まっているような気がしませんか。 完全に私のひとりごとですが 人類の心の未来を危惧しているこ…

葛藤することは難しい

葛藤とはいったいどういうことなんでしょうね。 よく使われる割にちゃんと分かっていないと思いませんか。 葛藤のイメージは 答えを出さずにモヤモヤと考え続ける というようなものではないでしょうか。 皆さんモヤモヤと悩んでしまう経験はありますよね。 …

ごっこ遊び

おはよーございます。 ふと朝のトイレで思いついたんだけど あまりに自然に繰り返していて自分でやっていることすら気づかないことってあるよね。 人に話して驚かれたりして はじめてそういえば普通じゃないことだったんだなと気づく。 私のそういう普通じゃ…

ギフテッドの子ども時代の苦悩②

ギフテッドの子がプライドが高いと誤解されるのにも理由があります。 子どもは子どもらしくいつも元気で純粋で無邪気。 それが当たり前だと思われていますよね。 ギフテッドの子は頭の中で活発に活動しています。 頭の中が活発に動いていればいるほど外側か…

ギフテッドの子ども時代の苦悩①

自分の子ども時代のことを思い返したりクライエントさんの子ども時代の話を聞いて思うのは ギフテッドの特徴は現在より子ども時代の方に多く現れる ということです。 早い人では小学校低学年にはギフテッドの特徴が薄れています。 親のしつけや周囲に合わせ…